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コロンボで抽象画個展「風の色」 風のはかない痕跡を色彩で表現

展示作品「風の色」

展示作品「風の色」

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 抽象アーティスト・ルワン・プラサンナ(Ruwan Prasanna)さんの個展「Kaze no Iro」が現在、コロンボ7地区の現代アート画廊「Saskia Fernando Gallery(サスキア・フェルナンド・ギャラリー)」(41 Horton Pl, Colombo)で開かれている。

展示作品

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 スリランカ南西部・ゴール(Galle)出身のプラサンナさん。ケラニヤ大学で美術を学び、2013年にはビバビ・アカデミー・オブ・ファイン・アーツ(Vibhavi Academy of Fine Arts)を卒業。その後、広告業界でキャリアを積んだ。スリランカ国内での個展やグループ展で作品を発表し続け、作品の一部はジョージ・キート財団を含む国内外のギャラリーや施設に所蔵されている。

 「ポスト印象派から受け継いだ」リズミカルな筆使いで色彩を配置する画法を用いるプラサンナさんは、主にアクリルを使った作品作りに取り組む。自然のはかない美しさ、目にすることのできない自然の姿、光の動きなどを高コントラストの色彩で表現しているという。

 「風の色」と題した同展では、「風が作るはかない痕跡」を描いた作品を展示。「そよ風の気まぐれさから、迫り来る嵐の圧倒的な激しさまで、あらゆる姿の風を概念的に表現した」作品に焦点を当てる。ギャラリー担当者は「自然の無形の本質をキャンバスに刻み込み、その美しさを再現しようとしたアーティストの試みを感じ、自然の癒やしに浸ってもらえれば」と来店を呼びかける。

 営業時間は10時~18時。日曜定休。11月27日まで。

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