コロンボ5地区のイシパサナマワサ(Isipathana Mawatha)通りにタコス専門店「Taco Shack(タコ・シャック)」(7a Isipathana Mawatha, Colombo 00500)がオープンして1カ月がたった。
「両親がモルディブの高級リゾートホテルで働いていたこともあり、料理好きな一家」と話す店主のシハーン・バンドルト(Shihaan Vandort)さん。高校時代に6年間暮らしたアメリカでは毎週、メキシコ料理を食べていたという。今年7月にデリバリー専門のクラウドキッチンとして店を始め、11月1日に実店舗を出店した。
オープンに伴う改装は、修理人や友人の協力を得て「店の塗装からテーブルや椅子の製作まで、全て自分たちで行った」という。店舗面積は約55平方メートルで、テーブル3卓、6人を収容できる。
「新鮮で、オイリーで、簡単に食べられるストリートフード的な点が魅力」という同店のタコスは、メキシコ料理とスリランカ料理を融合したフュージョンスタイルで提供する。メニューは、カレー風味の「スパイシー・ビーフ」(Rs.400)、エビフライに辛いシラチャーソースを和えた「クリスピー・バタード・プローン」(Rs.600)、スリランカ風チキンにマンゴーサルサを加えた「マンゴー・チキン」(Rs.350)などをラインアップする。
そのほか、トルティーヤ生地にチーズなどをトッピングしたケサディーヤも用意し、最近ではメキシコ風「ビリア・ラーメン」もメニューに加えた。料理やレシピ考案に情熱を注げているというバンドルトさんは「いずれはスリランカ全土でタコスを提供し、みんなに味わってもらいたい」と話す。
営業時間は11時30分~22時(土曜は13時~)。日曜定休。