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コロンボの現代アート美術館で企画展 「外国人であること」をテーマに

「The Foreigners」の展示作品

「The Foreigners」の展示作品

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 外国人をテーマにした企画展「The Foreigners(フォーリナーズ)」が現在、コロンボの現代アート美術館「Museum of Modern and Contemporary Art Sri Lanka(スリランカ近現代美術館)」(Crescat Boulevard, 89 Colombo-Galle Main Rd, Colombo 03)で開催されている。

展示の様子

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 「外国人としてのアイデンティティーや異邦性」「他者や規範からの逸脱」をテーマにした同展。スリランカ、米国、英国、スウェーデンなどを拠点に「外国人であること」を探求する15人の近現代アーティストの作品を紹介する。

 展示内容は写真、パフォーマンス、ビデオアート、インスタレーション、線画、絵画など幅広い分野に及ぶ。参加するアーティストは、東洋と西洋の伝統アートを融合したスタイルの作品に取り組むアルジュナ・グナラトネさんをはじめ、社会政治問題を映像作品で表現するダヌーシュカ・マラシンハさん、シンセサイザーなどを媒体に幅広いサウンドを探求するディネルカ・リヤナゲさん、刺しゅうやブリコラージュなどを組み合わせた作品を通し文化的アイデンティティーの概念を問うヘマ・シローニさんなど。

 同館のキュレーターは「地元の人とディアスポラ(離散民)の声が交錯する空間を作り上げた。作品を通し、外国人、異邦人、他者の経験を芸術的な視点から見つめてもらえれば」と来館を呼びかける。

 開館時間は10時~18時(金曜は20時まで)。入場無料。期間中、キュレーターによる作品解説ツアーやワークショップ、パフォーマンス、特別イベントなども毎週行う(要予約)。10月22日まで。

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