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コロンボで人間の感情をテーマにした個展 抽象の世界を彫刻・絵画で

個展「Humanity」の展示作品

個展「Humanity」の展示作品

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 抽象アーティスト・ルワン・プラサンガ(Ruwan Prasanga)さんの個展「Humanity(人間性)」が現在、コロンボ・バンバラピティヤ(Bambalapitiya)地区にある現代アート画廊「Barefoot Gallery(ベアフット・ギャラリー)」(Galle Road, Colombo 04)で開催されている。

展示作品

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 アート講師でもあるプラサンガさんは、コロンボ・ビジュアル&パフォーミングアーツ大学で彫刻を専攻。これまで国内外の個展やグループ展で作品を発表しており、2016年には4歳の息子との二人展を開いた。「多様なメディアを使って新しいスタイルのアートを探求することに常に憧れていた」というプラサンガさん。一つの技法にとどまらず、「さまざまな意味が込められている」抽象の世界を彫刻や絵画で表現する。

 プラサンガさんにとって4度目の個展となる同展では、石の彫刻やキャンバスに描いた絵画を通して「人間の思考や感情を表現した」作品を展示。人間の頭部をモチーフにした彫刻では、顔の左右に対照的な線を彫り込んだ。「石の自然な風合いを生かしながら人生のさまざまな側面を表現し、人間の感情の二面性を表現した」という。

 控えめな色合いで人物を描いた絵画作品では「人の強い感情」を表現。「利己的で不善をなす支配者には暗色、シンプルに生きる一般人には鮮やかな色を使った」と説明する。未完成の線を描いた作品では、「人の気持ちは常に変化する」ということを表現したという。

 開館時間は10時~18時。日曜定休。4月15日まで。

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