プラスチック汚染のない環境づくりを目指し活動するスリランカの非政府・非営利団体「ZeroPlastic National Movement(ゼロプラスチック・ナショナル・ムーブメント)」が現在、環境コンテスト「ZeroPlastic Excellence Awards (ゼロプラスチック・エクセレンス・アワード) 2023」への応募を受け付けている。
スリランカ初となる同コンテストは11月17日、コロンボで開催した「ツーリズム・エキスポ2022」で立ち上げを発表。「イベント&フェスティバル」「コミュニティー」「イノベーション&デザイン」「アクティビスト」など12部門26賞を設け、「脱使い捨てプラスチック」活動を「独創性・イノベーション」「インパクト」「規模」「コミュニケーション」「インクルージョン」などの審査基準で評価する。対象は個人、学校、ホテル、企業、メディアなど。
同団体は、持続可能な循環型社会の実現に向け、スリランカ国内のプラスチックごみやプラスチック使用量を削減する活動に取り組んできた。「Reduce(リデュース)」「Reuse(リユース)」「Recycle(リサイクル)」の頭文字を取った「3R(スリーアール)」を推進し、海岸や河川のクリーンアップ、地元企業が生産するプラスチック代替製品の導入、ゼロプラスチック生活に関するセミナーやパネルディスカッションの開催などを行っている。
応募締め切りは12月10日。表彰は、2023年1月20日にコロンボの「Galadari Hotel(ガラダリホテル)」で開く贈呈式で行う予定。