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コロンボで抽象アーティストが個展 「菌糸」「再生」をテーマに

「Mycelium」の展示作品

「Mycelium」の展示作品

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 コロンボ3地区の現代アート画廊「Barefoot Gallery(ベアフット・ギャラリー)」(704, Galle Road, Colombo 3, TEL +94 770 255 470)で現在、抽象アーティストのタマラ・ジャヤスンデラ(Tamarra Jayasundera)さんによる個展「Mycelium(マイセリアム)」が開かれている。

展示作品

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 銅、真ちゅう、スチールなどの金属板を酸化させ、インクやアクリル、彫刻などを組み合わせた独自の技法で作品を制作するジャヤスンデラさん。これまでにスリランカ国内の数々のグループ展で作品を発表してきた。

 10月21日に始まった同展では、「Mycelium(菌糸)」をテーマに制作した作品を展示。「Mushroom of Rapture(マッシュルーム・オブ・ラプチャー)」シリーズでは、「金属板を折り曲げ、キノコのひだを表現した」という。「あらゆる有機物を分解し土に還す菌糸はレジリエンスの象徴。このコレクションは、生と死と再生のサイクルを形象化したもの」と説明する。

 アート分野のほか、瞑想(めいそう)インストラクターとしても活躍するジャヤスンデラさん。同画廊では毎週水曜、「自己観察」に焦点を当てた「ヴィパッサナー瞑想」のクラスを開いている。

 営業時間は10時~18時。日曜定休。11月13日まで。

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