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コロンボで幾何学的抽象画の個展 「光の線」をアルミ箔で表現

展示作品

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 コロンボ7地区にある現代アート画廊「Saskia Fernando Gallery(サスキア・フェルナンド・ギャラリー)」(41 Horton Pl, Colombo)で現在、カヴァン・バラスリヤ(Kavan Balasuriya)さんの個展「Lightlines(ライトラインズ)」が開催されている。

作品やアーティスト

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 線描画を中心に描くバラスリヤさんは、コロンボ出身のコンテンポラリーアーティスト。ロンドン芸術大学のセントラル・セント・マーティンズ・カレッジ(Central Saint Martins College)でファインアート学士号を取得し、現在はロンドンを拠点に活動している。これまでにイギリスやアイルランドを含む国内外の個展やグループ展で作品を発表し、2018年にはコロンボのジュエリーブランド「Alankara(アランカラ)」とのコラボで、宝飾品と抽象画を組み合わせた「ポップアップ・ギャラリー」も開いた。

 「現在はアルミ箔(はく)の表面を彫り込むことで、静的なオブジェクトが流動的な視覚体験となる可能性を探求している」というバラスリヤさん。建築やテキスタイル、工芸的な手法に着想を得た「作り手と素材の間の対話を表す作品」の制作に取り組んでいる。

 「光の線」を意味する同展では、インクとアルミ箔で描いた幾何学的抽象画コレクションを展示。視点が変わることによって「いかに前景が背景と入れ替わるか、光がどのように影となるか」に焦点を当てている。

 開催時間は10時~18時。日曜定休。10月29日まで。

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