スリランカで最も長い有料自動車道「Southern Expressway」のPalatuwaからBarawakumbukaまでの区間が2月23日、開通した。
この自動車道は全長222キロだったが、今回の区間延長により58キロが加わり、280キロとなった。新区間の開通により、スリランカ南端の人口120万の都市Hambantota(ハンバントタ)まで3時間、宗教巡礼の地であるKatharagama(カタラガマ)まで3時間30分で行けるようになっている。
ハンバントタは、バードパーク、hot water well(温泉)、サファリ、自然公園などがあり、コロンボからの外国人観光客にも地元客にも人気の日帰り旅行スポット。一日遊んで、夕方にはコロンボへ帰る人が多い。
マヒンダ・ラージャパクサ首相は新区間のオープン・セレモニーで、「この新しい自動車道のおかげでハンバントタは2つの国際空港と2つの国際港、国際クリケット場につながる。石油精製所ができることと国内最大の自由貿易圏であることを含めて、素晴らしい経済ハブになるだろう」と期待を寄せる。