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児童養護NPO「SOS子どもの村・スリランカ」、「SOSマザー」募集

スポーツイベントを楽しむ「SOS子どもの村・スリランカ」の子どもたち

スポーツイベントを楽しむ「SOS子どもの村・スリランカ」の子どもたち

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 親の保護を受けることのできない子どもを支援する非政府・非営利団体「SOS Children’s Villages Sri Lanka(SOS子どもの村・スリランカ)」(TEL +94 11 772 77 77)が現在、「SOSマザー」として参加する女性を募集している。

活動や外観

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 1949年にオーストリアで発足し、「全ての子どもに愛ある家庭を」をモットーに世界136カ国で活動する同NPO。各地に10~16軒の家から成る児童養護施設「SOS子どもの村」を設置し、親や養育者と共に生活できない子どもに家庭的な代替養育を提供している。同団体はまた、社会経済的に不利な立場に置かれた家庭に対する生活改善のためのサポートも行い、学校や医療センターの運営、職業訓練の提供、非常事態の際の緊急支援などの活動も展開する。

 スリランカでは、1981年に最初の「子どもの村」をピリヤンダラ(Piliyandala)に開設。現在はヌワラエリヤ(Nuwara Eliya)、ゴール(Galle)、アヌラーダプラ(Anuradhapura)、モナラガラ(Monaragala)、ジャフナ(Jaffna)を含む6カ所で里親養育と子どもの教育に取り組んでいる。

 「家族的な支援を行っていくためには必要不可欠な存在」であるSOSマザーは、数人の子どもと一緒に村内の家に住み母親の役割を果たす女性。スリランカ国内では現在、約85人のSOSマザーが800人以上の子どものケアに専念している。ほか、引退したマザーのうち52人が祖母の役割を担っているという。

 SOSマザー募集対象は28歳~45歳の独身で、フルタイムで子どもの世話ができる女性。自分の家族を持たない女性を優先する。

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