コロンボのマラダーナ(Maradana)地区にあるスリランカ語学学校「Katha Bank(カーサ・バンク)」(No. 93 Ananda Mawatha, Colombo)が4月、外国人旅行者向けにシンハラ語のオンライン講座「The Sinhala Travel Pack」を始めた。
2019年12月に設立された同校。シンハラ語、タミル語、サンスクリット語などの言語や、スリランカ料理、伝統のろうけつ染め「Batik(バティック)」などの講座をオンラインで提供している。新講座では、外国旅行者や短期滞在者向けに、簡単な文章を作る文法や何かを尋ねるときの表現、旅の中で使える表現などを指導する。受講期間は2週間で、週2日、全4回(計6時間)。受講料は1万5,000ルピー~。開講時間帯は主に午前中で、授業は全て英語で行う。
現在、イギリス、ドイツ、オーストラリア、香港、韓国などから受講者がいるという。講座を教えるインストラクターの1人で同校創立者のデビン・ガネゴダ(Devin Ganegoda)さんは「自分自身、物理学と東洋言語学を専攻する学生でもある。ほか2人のインストラクターも、それぞれの専門分野を持った人材。旅行前にシンハラ語の口語表現を簡単に学んでおきたい人はぜひ受講してほしい」と呼び掛ける。