スリランカ運輸省は3月22日、ウェブサイトとスマートフォンアプリから列車の座席を予約できるオンライン予約システムの導入を発表した。
チケットの予約から購入まで完全デジタル化したシステムは国内初の試み。1等車、1等展望車、2等車、3等車の座席の予約をはじめ、全ての路線のチケットや往復券の購入が世界中どこからでもできるようになる。同システムはまた、許可証の発行などの機能も備える。
支払いはVISAやMasterCardなどのクレジットカードのほか、スリランカ中央銀行のモバイル決済サービス「LankaQR」も利用できる。電子チケット「M-Ticketing」サービス対応の駅では、国民IDカード(NIC)またはパスポートを提示することで、予約したチケットを受け取ることもできる。
スリランカ鉄道局は、将来的には同システムを通じた電子チケットの発行、QRコードによるチケットの確認
なども盛り込む意向としている。
アプリはiPhone版、Android版共無料で、各ストアよりダウンロードできる。