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コロンボで回顧展「ジ・オッド・マン・アウト」 油絵や風刺漫画を展示

展示作品「Cart Bull(荷車を引く牛)」

展示作品「Cart Bull(荷車を引く牛)」

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 コロンボ3地区にある現代アート画廊「Barefoot Gallery(ベアフット・ギャラリー)」(704, Galle Road, Colombo 3, TEL +94 770 255 470)で現在、画家・故ファリード・ウドゥマン(Fareed Uduman)さん(1917~85年)の回顧展「The Odd Man Out(ジ・オッド・マン・アウト)」が開催されている。

展示中の作品

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 3月24日に始まった「はみだし者」を意味する同展。「並外れていたが、画家としては無名」だったウドゥマンさんの独創的な油絵を展示する。ほか、ウドゥマンさんが生前、スリランカ社会主義平等党(LSSP)発行の週刊誌「The Nation(ザ・ネイション)」に風刺漫画家として在籍していたことから、当時の風刺漫画の複製も展示する。

 油彩の作品には署名やタイトルを付けることが無かったことから、展示作品のタイトルは息子のジョモ(Jomo)さんが「うろ覚えの記憶をたどり、父との対話を思い出しながら付けた」という。

 ウドゥマンさんの作品は1993年、同画廊の前身「Gallery 706(ギャラリー706)」で開催された遺作展を機に再評価されている。初期のもののほとんどは失われてしまい、現在では約35点の遺作が保存されているにすぎないという。

 営業時間は10時~18時。日曜定休。4月16日まで。

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